ADAM AUDIO(アダムオーディオ) ADAM は“Advanced Dynamic Audio Monitors” の頭文字から引用されています。
アダムはモニタースピーカーを専門にプロデュースすることを目標に発足し、今ではプロオーディオ界を席巻する勢いで拡大し続けています。
独自のX-ART ツィーターは、次世代オーディオに対応可能な広帯域かつ位相特性に優れ、可聴帯域を越える50kHz までをフラットな位相特性でカバーします。
ADAM AUDIO(アダムオーディオ)スタジオモニター『S6X』/1本 他に類を見ないリアリズムを更に高いサウンドプレッシャーレベルで再生可能に メインモニターのS6XとS7A Mk2は、大型コントロールルームやフィルムスタジオでの使用を想定して設計されており、ADAMの他に類を見ないリアリズムを更に高いサウンドプレッシャーレベルで再生可能にする、という魅力的なコンセプトを掲げています。
S6XとS7A Mk2では、最大限の忠実性に基づいた音楽再生を目標とするADAMの信念と一致するよう、低域再生の過度な強調は避けられています。
また、高い音圧でニュートラルなサウンドキャラクターを得るために不可欠な、水平面での広い指向性と垂直面における若干狭めの指向性によって、天井、フロア、ミキシングコンソールからの反射を減少させることに成功しています。
反射が少ないということは、より優れた音像と定位感を意味します。
これにより、幅広い再生装置に通用する素晴らしいミックスの作成が容易になります。
【主な特長】 ●進化した D’Appolito-array S6XとS7A Mk2の重要な特徴の1つとして、進化したD’Appolito Arrayとも言える水平対称なドライバーの配置が挙げられます。
この7つのドライバーの配置によって、容易にフロントバッフル面積を拡大することが可能になりました。
結果、ドライバーに適切なフィルターが施されていることを条件として、前述した指向特性の他に以下の2つの効果を得ることができます。
・周波数帯域によって指向特性が急激に変化することを防ぎます。
これは、全帯域における調和のとれた指向特性へとつながります。
周波数表で視覚化することはできませんが、実際試聴することによりはっきりと確認可能です。
特に人間の声のような複雑な単音源や、ラージオーケストラのような幅広い音色を持つ音源で確認可能です。
・ダイナミクスの表現力がすべての帯域を通じて平均しており、最大音圧120dBレベルでのレコーディングやミックスダウンセッションでも、耳に不快感を与えることなくモニタリングを行うことを可能にします。
●Amplifiers S6XとS7A Mk2には新世代のスイッチングアンプと電源部が搭載されています。
非常に強力なアンプ装置(各1000Wrms、1500Wrms)にもかかわらず、クールな動作を実現しています。
また、内蔵されているオーバーロード・プロテクション回路により、従来の製品では実現できなかった安定した温度で、信頼できる動作を保証します。
さらには、非常に低い出力インピーダンスとダンピングファクター4000以上を達成しており、ドライブユニットの動きを厳密にコントロールすることができます。
●S6X:精確さとパワー S6Xは、ハイクラス・プライベートスタジオからワールドクラスのジャズ、ロック、オーケストラのトラッキング/ミキシングスタジオ、ヒップホップのハイパワーなプロダクション・ルームまで、業界の中でも重要なスタジオに導入されており、現在最も野心的なモニタースピーカーの一つであると言えます。
ドライバーを線対象に配置し、ダイアフラムの面積を十分に確保したことにより、非常にフラットなフリーケンシーレスポンスと極めてリアリスティックなダイナミクス表現を全周波数帯域において可能としています。
また、様々なルームアコースティックに細かく適応できるよう、フロント側にコントロールパネルが設備されています。
このメインモニターは、最大音圧120dB以上での大音量再生においても歪みと粗さを完全に排除し、非常に精確で重厚なパフォーマンスを提供します。
S6Xは、大型コントロールルームやフィルムスタジオ、サウンドスタジオに理想的な選択肢だと言えるでしょう。
●IC: Impulse Coupling (S6X & S7A Mk2) スピーカーの反応を素早くするため、ADAMはドライバーユニットとキャビネットの接合を格段に進化させるIC-インパルス・カップリング技術を取り入れています。
かの有名なニュートンによる「作用・反作用の法則」によっても示すことができるように、ドライバーユニットの振動によって生み出された力はキャビネットに伝わります。
この振動は剛性の低い木材の場合、ドライバーユニットからの反動をしっかり受け止めることができないため、不要振動を誘発して再生音を濁らせる原因となってしまいます。
これは、水の中に飛び込もうとするときに、硬い岩からジャンプするのと砂場からジャンプするのとでは、どちらの方が不安定かということを考えるとわかりやすいかと思います。
インパルス・カップリングは、ドライバーユニットを強固に受け止めます。
S6X、S7A Mk2共に、全てのドライバーユニットが25mm厚のアルミニウム製ハニカム・プレートにマウントされています。
著しく高い剛性を誇るこのハニカム・プレートは音響的にデッドの特性を持ち、構造的にとても安定した接合部として機能します。
結果として、ディテールの再現における滲みや濁りの発生を排除した、ピュアでクリアな音の実現に大きく貢献しています。
●X-ARTミッドレンジ ADAM Audio最大の特徴はAccelerating Ribbon Technologyに基づいて開発された独自のツイーターにあります。
メインモニターシリーズでは、この技術がミッドレンジにも適用されています。
【仕様】 ミッドウーファー/サブウーファー ◎ミッドウーファー/サブウーファー : 2/2 ◎口径 : 186mm/305mm (7.5 inches/12 inches) ◎ボイスコイル直径 :50mm/75mm (2 inches/3 inches) ◎素材 : ヘキサコーンTM X-ARTミッドレンジ ◎X-ARTミッドレンジ : 1 ◎振動板面積 : 168cm2 ◎同等ダイアフラム直径 : 14.6cm ◎速度変換効率 : 3.5:1 ◎振動板重量 : 0.7g X-ARTツイーター ◎X-ARTツイーター : 1 ◎振動板面積 : 24.2cm2 ◎同等ダイアフラム直径 : 5.6cm ◎速度変換効率 : 4:1 ◎振動板重量 : 0.17g 内蔵アンプ ◎内蔵アンプ : 5 ◎サブフーファー : 2 x 500W/700W peak ◎ウーファー : 250W/350W peak ◎ミッドレンジ : 250W/350W peak ◎ツイーター : 250W/350W peak コントロールパネル ◎入力感度調整幅 : ±10dB ◎入力感度微調整幅 : - ◎EQ 80Hz : 3 x 0.2-20/20-200/±12dB ◎ルームEQ ◎ルームEQ > 6kHz : ±4dB ◎ツイーターレベル調整幅 : ±4dB 一般的データ ◎周波数特性 : 23Hz 〜 50kHz ◎THD > 80Hz : ≦0.5% ◎短時間サイン波出力(1m/100Hz 〜 3kHz) : ≧123dB ◎最大ミュージック出力(ペア): ≧133dB ◎クロスオーバー周波数 : 85/800/3,100Hz ◎アナログ入力 : XLR ◎デジタル入力(オプション): AES/EBU (XLR) + SPIDF ◎入力インピーダンス : 10kΩ ◎重量 : 97kg ◎キャビネットの防磁仕様 : オプション ◎寸法 : 720mm(高) x940mm(幅)x490mm(奥行) ◎保証期間 : 一年間 ADAM AUDIO アダムオーディオ S6X スタジオモニター アクティブモニタースピーカー レコーディング DAW 音響機器 舞台照明