ほぼ日刊アトピー新聞

—ジャバラの育て方— 前庭に植えると「代々（橙）家が栄える」と言われる、縁起の良い果樹です。

常緑樹で花には芳香があり、美しいです。

日当たりの良し悪しで甘味が変わります。

日当たりの良い場所に植えましょう。

家庭果樹の入門として、おすすめ、人気果樹です。

耐寒性がありますので、関東地方以北でも温暖な地域では露地栽培が可能です。

生長すると樹高は2〜2.5m、葉張りも3m四方くらいに生長します。

場所の余裕があれば、4m以上離して植えます。

●植え付け適期 3〜4月ごろが植え付け適期です。

6月中旬でも大丈夫です。

暖地では秋〜冬でも植えられますがマルチングなどの寒さよけをお願いします。

葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。

●植え場所 冬の北風の当たらない、日当たりの良い場所に植えてやってください。

鉢植えの場合でも、冬の寒風をよけられる場所で管理してください。

日当たりが良いと果実がおいしくなります。

●植え付け用土 水はけの良い、肥沃な土を好みます。

よほどやせた土壌でない限り、 花が咲き始めるまでは肥料は控えめがいいです。

●植え付け後の剪定 1年目は主幹を地際から40cmくらいで切り戻します。

2年目は1年目に伸びた主枝を10cm位切り戻します。

時期は3月ごろがいいです。

毎年3月にしだれた枝や徒長した枝を切り戻したり、込み合う枝を間引きます。

樹冠内部にも翌日が当たるようにします。

●肥料について 花がつき始めてから与え始め、収穫量に応じて少しずつ量を増やしていきます。

3月上旬と7月上旬に追肥として、速効性の化成肥料を与えます。

12月頃に寒肥として有機肥料を与えます。

肥料を与えなくても育つことは育ちますが、隔年結果になりやすいです。

●病害虫 3〜4月頃の新芽時はアブラムシが出やすいです。

ハダニやカイガラムシがつくことがありますが、定期的に葉水をすると予防できます。

アゲハチョウなどの幼虫がつくと、あっという間に葉を食害してしまうので、 こまめに観察して、発見しだい駆除してください。

じゃばらってスゴイ！！！ 皆さんは『じゃばら』というフルーツをご存知ですか？ 全国でも和歌山県北山村にのみ 自生していたと言われる柑橘系の果物。

独特なその名前は「邪（気）をはらう」ところから 名づけられたという大変縁起のいい果実です。

ゆずよりも果汁が豊富で、 その味はゆずやスダチとは異なる風味があり、口当たりはまろやかで、 少しほろ苦さも感じられる大人な味です。

この地元に愛されてきた果物が、一躍有名となったのは、 縁起が良いからだけではありません！ とてもすごいパワーを持っていることが化学的に証明され、 その効果が注目を集めたのです！！！ 柑橘系の果物が含有している柑橘フラボノイド成分。

じゃばらには『ナリルチン』という 柑橘フラボノイド成分がたっぷり含まれています。

その含有量は、他と比べると群を抜いています。

その『ナリルチン』という成分は I型アレルギーの抑制効果があると言われています。

つまり 花粉症 アトピー性皮膚炎 気管支喘息 の症状を和らげる力を持っているということ！ そのほか 疲労回復に役立つ『ビタミン』や、カロチンも含まれ、 じゃばらの効能はマスコミに取り上げられるなどして注目を集めています。

ぜひ、じゃばらパワーをお試し下さい！！ <<<じゃばらの楽しみ方>>> ○お風呂に浮かべて… 果皮や搾りカスなどを布袋に入れてお風呂に浮かべましょう♪

香りも良く、含有成分に抗酸化作用があるので、お肌にもやさしいです ○マーマレードに… 果皮には果汁の6倍ものナリルチンが含まれているので、 果皮まで食べるマーマレードがおすすめ！！ ちょっとほろ苦さもある大人な味です☆

○ジュースに！！ ギュっ!としぼってジュースにして召し上がれ♪

フレッシュジュースはもちろん、 水で割って、はちみつを加えればスタミナジュースに早変わり！

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