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フランス国立セーブル製陶所工房作品詳細★
ブランド(原産国) 【セーブル・SEVRES】フランス 作品名(パターン) SERVICE UNI Forestiere Fougere(サービス ユニ 森のシダ) 《Foret d'eucalyptus en Nouvelle Zelande》ニュージーランドのユーカリの森 成型年度 2000年 制作年度 2003年 Dominique MULTON(ドミニック ムルトン) 作品サイズ 直径:25cm,高さ:3cm 特記事項 画像と実際の作品の色合い及び風合いは微妙に異なります。
参考上代(定価) オープンプライス 作品説明 クリエーター:Dominique MULTON(ドミニック ムルトン)セーブル工房で創作活動をする装飾家(画家)、陶芸家。
【素材:PD(ハードペースト)1770年頃にセーブル工房で開発された素材】 装飾:中央部の景色“ニュージーランドのユーカリの森”は手描きで画家Dominique MULTON(ドミニック ムルトン)により描かれ 低温で焼かれる。
縁飾りはBleu nuage de SEVRES(セーブル ブルー雲模様)地に森の木々(森のシダ)を象形化した金彩柄で飾られている。
縁線、縁模様は24K金仕上げ。
金の縁模様は中央部の絵画をより強調的に際立たせ、 絵皿の気品を生み出す。
絵柄の場所名は皿の裏面に明記されている。
金の古色仕上げは700度での焼きで仕上がる。
その後、金磨き専用工房にて 瑪瑙・赤鉄の磨き棒にて最終の完成作業が行われる。
作品にはセーブル工房のロゴと成型年度、装飾完成年度、作家のサインがが記されている。
------------------------------------------------------------------------ 同作品は1832年より制作準備が行われた。
この様式は19世紀初頭、 アレクサンドルブロニイアー氏管理の下にできあがった。
同1834年に同氏は「デザートのサービス」について出版をした。
題名は「セルビスデターブル15」又は「森でのセルビス」の中で画題になる森について<有名な森の木、木々がより自然に育っている森、その配置、起伏の多い土地、洞穴、湖、滝などが重要である。
又、森の木々には動物の棲息の兆候が見れることも>1834から1841年にかけてこの様式のオリジナル作品が制作された。
画家の各地の旅での作品や科学的な構図の作品などを、図像学的見地から汲み取られた。
これらの作品は外交的な贈り物として使用された。
トルコ皇帝へも58個セット(42枚の皿と16個のカップ、ポット類)が 1850年に贈られた。
現在、その作品はイスタンブルグのトプカピ宮殿に保管されている。
例外的にこの作品の内、3品は国立セーブル陶磁器博物館にも保管されている。
縁飾りは1980年に再版され1995年に飾り皿としてオリジナルが再現された。
------------------------------------------------------------------------ 製造工程: この作品は轆轤にて下作業後、形成固定され乾燥後、厚み・幅の調整と再度の轆轤での 微調整を数回にわたり繰り返される。
その後最初の素焼きを行い、彩色後に1380度にて再度焼きを入れる。
付加装飾の彩色部分は1360度にて更に焼く。
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Pate dure(porcelaine dure ou P.D)☆
ハードペースト(硬質磁器・P.D):基本素材はカオリン、長石、水晶、凍石からなる。
これらの素材を約1300℃〜1450℃で高温焼成する。
【フランス国立セーブル製陶所工房の最重要作品】